当院では、根治を目指すために3つの治療に力を入れています。

筋膜療法

人間の身体を支えているものは何だと思いますか?

それは筋膜などの軟部組織です。

どの方も骨と答える方が多くいらっしゃいます。

それは、怪我をした際に関節を痛めてしまうと途端に歩けなくなったりする事から骨と骨の関係を想像するからかと思います。

ですが骨と骨は積み木のように重なっているだけで、骨単体だけでは崩れてしまいます。

その積み木の様な構造を支えているのが、靭帯や筋膜などの軟部組織なのです。

人体における骨の位置は軟部組織によって保たれてると言えます。

この構造の為、筋膜が癒着が進むと骨も引っ張られ、正常の位置にはいられなくなるのです。

正常な位置に居られなくなった骨と癒着を起こした筋膜によって、他の正常な組織も癒着や移動を強いられ、自由に動く事ができなくなっていきます。

当院では、その問題を起こしている軟部組織に対して適切に判断し、手技療法、鍼療法、電気療法などを用いて治療します。

トリガーポイント療法

トリガーポイントとは痛みを引き起こしているポイントのことを言います。

このポイントは主に筋膜と筋膜の間に出来、様々な症状を引き起こします。

この症状は、トリガーポイントがある場所とは遠く離れています。

例えば、膝が痛い方のトリガーポイントが腰にあったり、臀部にあったり、思いもよらない場所に原因があるのです。

痛いか痛い場所の治療をすれば良い。と何日も、何ヶ月も何年も治療に費やしたのに治らなかった。と当院へ来られる方が多数いらっしゃいます。

そもそも、原因の治療をせず、対処療法になってしまっていると治らない、治っても再発を繰り返してしまうのです。

当院では、このトリガーポイント療法に何年も鍛錬を重ね実際に拝見してトリガーポイントを明確にわかる技術があります。

安心して、直後の効果、具合の変化を感じていただけるはずです。

関節調整

骨と骨は軟部組織によって支えられています。この構造をテンセグリティーと言います。

この構造は、筋膜の癒着などのさまざまな要因によって崩れ、身体は歪んでしまいます。

骨と骨を支えているのが軟部組織ならば、そこを治療して正しい位置に、状態に戻せば骨も正しい状態、位置に戻るのではないのか?とお思いでしょう。

ですが、そうもいかない事があります。

長年の習慣化、固定化された姿勢、動作、出産、手術や、

交通事故、怪我などによって一過性の突発的な準備のできない衝撃などによって骨の移動がそのまま固定化されてしまう事があります。

その場合、筋膜から徐々に具合が悪くなり身体が歪むのではなく、

骨の移動によって筋膜が捻れ歪み、身体全体が歪んでくる事があります。

当院では、どんなに高齢な患者様でも幼少期の怪我からお聞きし、身体の状態を診てその怪我が原因だったか、今の具合の悪い状態を引き起こしているかを導き出します。

覚えてらっしゃらない怪我でも、診察、施術中に「〇〇を痛めた記憶や、〇〇の動作などの記憶はありますか?」とこちらから話をさせていただきます。

不思議と、背術後の帰りの際には「そういえば!!」と、家に帰ってからの何気ない動作に「これか!」と結びつく体験を様々な患者様からお聞きしたり、実際に見て患者様の人生の繋がりを感じさせていただいています。

原因をはっきりさせる、今の状態の責任は何があるのかをはっきりさせる事が治療の第一歩です

その当時の怪我などの原因から歴史を遡って治していくのが当院の魅力です。